建物の安全、安心は
計算しないとわかりません

アーキトレーディング株式会社

代表取締役

佐原 亙

寺田社長との出会い

出会いは18年くらい前ですね。今は構造計算を専門にやってますが、以前はビルダーとして家を建てていまして、社長がまだ大工さんとして現場に出ておられる頃、弊社とは協力業者という関係でした。最初にお会いしたのは現場でしたね。話していてもストレートに言ってくれる人だったので、最初から非常に気が合う感じがしました。長いこと良いお付き合いをさせていただいてます。寺田社長は、人が弱っているときに優しいんです。だけどアンフェアなことはあまり好きじゃないですね。仕事に対してとても真面目な方です。

WoodHomeの強み

私共は木造建物の構造計算に特化するという少し変わった形態の設計事務所をしておりまして日本全国からご依頼いただいてます。関西エリアの仕事というのは1割以下ですね。約半分が東京近辺エリアで木造3階建てアパートのご依頼をたくさんいただいております。

きっとWoodHomeさんの商圏の中では、東京のアパートの図面を一番たくさん見ている設計事務所だと思います。土地の価格が高い東京ですのでどの案件も可能な限り敷地に目一杯の設計になってます。法律の許す中で様々なテクニックを駆使して…といった感じですね。「こんな方法があるんだ!」と、驚くことがよくあります。そんなよその会社さんが考えつかれた様々なテクニックを見させてもらえるという有り難いポジションにおりまして、それらの裏技をWoodHomeさんの建物にも使わさせていただいています。これは強みになっていると思いますよ。

WoodHomeさんは、設計時に他社に比べてかなりの時間と手間をかけていらっしゃると思います。建物を建てる時には前面道路や北側敷地に対して遠慮をしなければいけないラインが決められていて(斜線制限)それに当たらないようにしなければならないのですが、法改正が行われ、天空率という特別な計算式で条件をクリアすれば斜線に当たっていても建築が可能になりました。ただ、多くの建設会社は計算や審査に時間がかかる上にリスクもあるので嫌がります。でも、寺田社長が建てるアパートはほぼすべてそれです。天空率を使う方が建物が大きくなるんです。寺田社長の敷地を有効に使って収益を大きくしようとされる思いと集中力は強烈ですからね。敷地に対して目一杯大きく、そしてキチキチに建てる。収益を生む建物ができるということです。これ、違法建築ではないのかってよく言われるくらいです。

MISSION & VISION

計画建物の安全を確認する一番の方法は実物大の建物を実際に揺らしてみる(振動台実験)というものだと思いますが費用面を考えると現実的ではありません。そこで細部まで計算をして数字で安全性の確認をしているのが私共の構造計算の仕事です。実務では解析ソフト上で振動台実験シミュレーションをして安全性のダブルチェックを行っていますので安心して計画を進めていただけるものと考えています。でも、費用と時間がかかることから法律で構造計算書の作成が必要とされている建物以外、構造計算はほぼ行われていないのが実態です。日々、業務の細分化や海外事業者との連携など様々な仕組み作りを繰り返して少ないご負担でご依頼いただける会社になりたいと思っております。

アーキトレーディング株式会社

代表取締役:佐原 亙
所在地:〒604-8276 京都府京都市中京区壺屋町442
設立:昭和51年4月22日
主な事業内容:建築設計・施工監理・構造計算業務
資本金:2000万円
従業員数:一級建築士2名 ・ 二級建築士4名 ・  CAD オペレーター21名

http://www.b-creation.info/

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