今回、河原さんが取材を受けると聞いて、着物をつくらせていただきました。クリーム色の生地に紫色の丸紋が入った着物です。上品さと優しさを感じられる河原さんのイメージに合う着物だと思います。

過去に河原さんがスポンサーで入られていたKYOTO COLLECTIONで使用する着物を借りていただいたこともありますが、実際につくらせていただいたのは初めてだったので、どのように紙面に出てくるのか楽しみです。

河原さんとの付き合いはまだ１年くらいなんです。河原さんの最初の頃の印象は控えめな方だなと思っていました。あまり口数は多くないので物静かな方だなぁと。でも、仕事ぶりを見ていると男前な姿を感じられたのには驚きでしたね。何事も決断が早く、こうだと思った時はスパッと決められる方です。かと思えば、やはり女性ならではのきめ細やかさも見られるのが河原さんの魅力ですよね。ゲストハウス運営のお仕事では、お客様のことを考えて、隅々まで配慮が行き届いたサービスを提供されています。

私たちのミッションは一般の方が着物を着る機会をたくさんつくっていくことです。みなさんが着物を着ない理由は決して着たくないからではなく、着る場所がないからなんです。実際に着物を着る機会って、成人式や結婚式くらいですよね？男性だともっと少ないです。でも街中で着物を着ている人たちを見ると、みなさんとても嬉しそうにされていますよね。SNSにも映えますし。こういう表情を増やしていきたい。そのためには一般の方が着物を着る機会をもっと増やす必要があると考えています。

私たちの業界って伝統があって、古いというイメージありませんか？確かに伝統を守っていくのも大切なのですが、事業を継続していくためには新しさを常に求めなければいけません。流行りの芸能人をモデルに起用したり、海外向けに着物をアレンジしたりと、私たちも取り組んでいます。ご存知ですか？卒業式で女性は袴を着る文化があるのですが、あの文化をつくったのは私たち、西善商事なんです。そうやって常に新しいことに挑戦し、業界をリードしてきたからこそ、今の西善商事があると思っています。